今回は、
動画配信サービスの記事でもちょっと分かりづらい機能、
同時視聴,複数アカウント登録,複数デバイス登録、
それぞれの違い,どう関連するのか,そして注意点について解説します。
《同時視聴OK》《複数アカウントOK》《複数デバイス登録OK》どういう意味?
動画配信サービスの機能やスペックの解説でよく見かけるワードに、
《同時視聴OK》《複数アカウントOK》《複数デバイス登録OK》といったものがあります。
ただでさえ何がどう違うのかまぎらわしくて、
意味を知らなければ混乱してしまいますが、
とりあえずはっきりさせておきたいのは、
この3つはそれぞれまったく別物だということです。
問題なのはユーザーが勘違いするのはまだしも、
解説記事の中でまで混同されていたり、
勘違いされそうな表記になっていることもあることですね。
《同時視聴》は、
何人かでサービスをシェアして利用したいときに欠かせない重要な機能です。
あいまいな表記や解説で勘違いしないように気をつけないと、
「同時視聴OKと思って加入したら実は違っていた。」
なんてことになってしまったら加入した意味が全く意味がありません。
まずは言葉の意味から理解しよう!
《同時視聴OK》《複数アカウントOK》《複数デバイス登録OK》
まずはそれぞれがどういうものなのかついて解説しておいた方がいいですね。
“端末”と“デバイス”は何が違うの?
その前にこれから説明しておきますね。
この2つも違いがわからなくて混乱しがちです。
端末とデバイスは厳密には意味合いに違いがあったりするんですが、
このサイトのようなネットサービス系の記事で使われている場合は、
指しているものは同じものと考えてかまいません。
つまりPC,スマホ,タブレットといった、
ブラウザーやアプリなどでインターネットを使える機器のこと、
ゲーム機やFire TV Stickなどの、
テレビでネット利用できるようにする装置もこれ含まれます。
わたしも、
気がつくとに同じ記事で両方使ってしまっていたりするんで、
注意しないといけないんですが…(笑)
《同時視聴OK》ってどういうこと?
同時視聴とはその名の通りで、
「同じ時間に2台以上の端末で同時に動画の視聴ができる。」
ということです。
例えば、同じ時間に…
ひとりは自宅でPCで、
もうひとりは自宅で別のPCで、
もうひとりは外出先からスマホで、
というふうに3台で同時にサイトにログインして動画を見ることができれば、
「3台同時視聴OK」ということです。
同時視聴人数の上限を超えて利用しようとした場合は、
通常はエラーメッセージが出て見ることができなくなります。
配信サービスによっては、
“同時に別々の作品を見る”のはOKでも、
“同時に同じ作品を見る”のは不可能でエラーになってしまうケースもあります。
《複数アカウントOK》ってどういうこと?
通常「1つの契約につき1つのアカウント」ですが、
これは1つの契約で複数のアカウントが作れるサービスのことです。
具体的に言うと、
代表的なのは基本になるアカウント『親アカウント』があって、
その下にいくつかの『子(サブ)アカウント』を設定できるというシステムで、
それぞれユーザーを振り分けて利用することができます。
同時視聴できてもアカウントがひとつだけだと、
もろもろの設定から見たい作品のブックマークや視聴履歴まで、
利用者全員で共有することになってしまいます。
それでは何人ものユーザーで利用するのときになにかと面倒です。
複数のアカウントを設定できれば、
それぞれの利用者ごとに別々のアカウントを持てるので、
そんなわずらわしさは回避できます。
《複数デバイス登録OK》ってどういうこと?
配信サービスによっては、
利用するために視聴に使う端末(デバイス)を登録する必要があります。
デバイスの登録はログインすることで自動的にできるケースと、
自分で手動で行う必要があるケースがあります。
ユーザー側にとって、
複数のデバイスを登録できるメリットは特にありません。
実際、ほとんどの配信サービスは使用デバイスは無制限になっています。
あえて言えば、
利用するデバイスが限定されるとそこ以外からはログインできないので、
セキュリティー面での安心度が気持ち程度アップするくらいでしょうか
3つを勘違いすると、いったいどんな問題があるの?
《同時視聴OK》《複数デバイス登録OK》《複数アカウントOK》、
これでそれぞれがどんなものか理解できてはっきりと区別できるようになったでしょうか?
あえてそれぞれについて解説してきたのは、
ネットを見ているとこれら3つを混同して解説していたり、
読んだ人が意味を取り違えて勘違いしてしまうような、
あいまいな説明になっている記事がよく目に入るからです。
そんな記事だと、
3つのどれもが「複数のデバイスから同時にログインして視聴できる」ことだと勘違いしてしまいかねません。
《複数アカウントOK》ならだいたい《同時視聴OK》
《複数アカウントOK》の代表的なサービスはU-NEXTとNetflix(ベーシックorプレミアム)ですが、
どちらもハイスペックな《同時視聴OK》サービスです。
複数アカウントは、
本来同時視聴をスムーズにするために導入されている機能なので、
「複数のアカウントが作れるのに同時視聴はできない」というサービスには、
いまのところお目にかかったことがありません。
なので、
この2つなら意味合いがゴッチャになったとしても特に大きな問題になることはありませんが、
《同時視聴OK》と《複数アカウントOK》はイコールではないということだけは、
いちおう頭に入れておきましょう。
《複数デバイス登録OK》でも《同時視聴OK》ではない!
問題はこちらの方です。
《複数デバイス登録OK》とうたっていても、
そのサービスが《同時視聴OK》とは限らないんです。
利用するのにデバイス登録が必要な配信サービス自体がレアなんで、
ピンと来た人もいるかもしれませんが、
はっきり言ってしまうとdTVのことです。
dTVは、
“同時視聴ができないけれど、複数のデバイスの登録だけはできる”という謎システムなので、
上で解説したようなことを理解しておかないと勘違いしてしまってもおかしくありません。
じつは《dTV》は同時視聴可能?
複数のデバイスで実験したユーザーの中には、
dTVも2台までは同時視聴できたとういう報告があるようです。
dTVサイドのアナウンスは同時視聴不可ということになっていますし、
同時視聴できたという報告も、
「どんなデバイスでも、どんなシチュエーションでも、OKなのか?」についてははっきりしていません。
わたし自身も1台でしか利用したことがないので自分の目では確認できていません。
やはりdTVと同様に同時視聴不可のHuluも、
以前に同時視聴できたという報告がいくつか流れたことがあります。
dTVの件もありえない話ではありませんが、
当然ながら配信サイトの方で推奨しているわけではないので、
あくまであまり期待せずに自己責任で!ということになります。
同時視聴でのシェアが目的なら《U-NEXT》か《Netflix》?
同時視聴ができるサービスはいくつかありますが、
何人かでシェアするのが目的なら、
複数のアカウントを作ってユーザーごとに振り分けて利用できた方が、
圧倒的に使いやすくて便利です。
そういう点ではU-NEXTかNetflixがベストの選択と言えますね!
《U-NEXT》はこんな動画配信サービス
月額料金(税抜) | 1,990円 |
無料トライアル | 31日間 |
配信スタイル | 定額配信+有料レンタル |
配信コンテンツ | オールジャンル 〔映画・ドラマ・アニメ・バラエティ・ドキュメンタリーetc〕 |
有料コンテンツ料金目安 | 映画 324~540円 ドラマ 162~324円/1話 アニメ 108~216円/1話 |
複数デバイス同時視聴 | 可・最大4台 |
ダウンロード | 可 |
最高画質 | フルHD(1,080p) |
音質 | ドルビーオーディオ対応 |
付帯サービス/提携サービス | 【Book Place】電子書籍サービス、一部無料 【NHKオンデマンド】有料 |
U-NEXTは、
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【Netflix】はこんな動画配信サービス
月額料金(税抜) | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
800円 | 1,200円 | 1,800円 | |
無料トライアル | 1ヶ月 | ||
配信システム | 完全定額制 | ||
配信コンテンツ | オールジャンル〔映画・ドラマ・アニメ・バラエティ・ドキュメンタリー・etc〕 | ||
同時視聴 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
1 | 2 | 4 | |
ダウンロード | 可 | ||
最高画質 | SD | HD | UHD 4K (超高画質) |
備考 | 2018年9月料金改定 |
Netflixはアメリカに本社を置く動画配信サービスです。
“同時視聴数”と“画質”の違いで3段階の料金プランがあるのが大きな特徴のひとつです。
数ある動画配信サービスの中でもオリジナルコンテンツの充実度はダントツ。
ドラマ作品のライナップには目をみはるものがありますし、
ユニークなテーマのオリジナルドキュメンタリーも定評があります。
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通好みの動画配信サービスとして熱心な動画リスナーに支持されています。
【Netflix】のメリット
● 充実した海外作品
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