今回は、
動画配信サービスビデオマーケットについて、
特徴,メリット/デメリットなどを解説していきたいと思います。
作品数は国内動画配信サービス最多のトータル20万本以上!
ビデオマーケットは、
携帯電話向けの動画配信などを行っていた「株式会社ビデオマーケット」が運営する動画配信サービスです。
2018年にトータルコンテンツ数が200,000本を超えて、
国内の動画配信サービス最多となったことで話題になりました。
200,000本と言えば、
作品数に定評のあるU-NEXTすら大きく上回る作品数ということもあり、
注目せざるをえないのは確かです。
とはいえ、
単純にコンテンツ数だけを比較して優劣をつけることはできません。
ビデオマーケットは一般的にイメージされる動画配信サービスとは、
似ているようで違うものだからです。
《ビデオマーケット》の特徴
一般的な動画配信サービスを違うといってもひとことには説明しづらいところなんですが、
ビデオマーケットの特徴をチェックしつつ解説していきたいと思います。
《ビデオマーケット》は有料レンタル中心の動画配信サービス
このサイトで主に取り上げているのは、
広告などでも「映画ドラマ〇〇本が見放題!」を呼び文句にしているような、
一定の料金で見放題の定額配信をメインに据えた動画配信サービスです。
U-NEXTやdTVなどは、
PPV(ペイ・パー・ビュー)方式のレンタルも併用していていますが、
コンテンツ構成はやはり定額配信を重視したものになっています。
一方、
ビデオマーケットは完全に有料レンタルに振り切った動画配信サービスなんです。
《ビデオマーケット》2つのコースの違いは?
プレミアムコース〈月額500円〉
レンタルのみが利用できるコースです。
1ポイント=1円のポイントが毎月540ポイント配布されます。
プレミアム&見放題コース〈月額980円〉
レンタルの利用に加えて、定額配信コンテンツが見放題になります。
ポイントバックは同じく毎月540ポイントです。
無料のコンテンツと定額見放題コンテンツは別物
まず知っておきたいのは、
無料コンテンツと定額見放題コンテンツは違うということです。
・無料作品
すべての会員が視聴できる作品。
内容は映画の予告編やドラマの1話だけなど、
お試し程度のものがほとんどです。
・定額見放題作品
『プレミアム&見放題コース』加入者のみが視聴できる作品。
韓流,アニメ,お笑い,パチスロなどのコンテンツがあります。
《ビデオマーケット》は無料/定額コンテンツに見所は少ない。
『プレミアムコース』と『プレミアム&見放題コース』のどちらを選ぶべきかですが、
個人的には『プレミアムコース』で十分だと思います。
理由は単純、
見放題の定額配信作品は質 / 量ともに貧弱で、
映画,ドラマ,アニメetc…全てにおいて見るべきものが無いからです。
こちろん評価には個人差があるかもしれませんが、
客観的に見て他の動画配信サービスだったら作品数の水増しにしかならないような作品がほとんどで、
正直なところあまり価値を見いだせません。
有料のオプションパックもあり!
ビデオマーケットには、
有料オプションと見放題をセットにした3種類のパックもあります。
● NHKオンデマンド見逃し見放題パック
月額972円(税込)
NHKオンデマンド見逃し番組とニュース番組に特化。過去1週間のニュースが見放題。
● NHKオンデマンド特選見放題パック
月額972円(税込)
NHKオンデマンド特選ライブラリー番組が見放題。連続ドラマやシリーズ番組が中心。
※NHKオンデマンド作品については、FireTV/FireTV stickで再生不可となります。
● FOD月額見放題パスポート
月額1080円(税込)
FOD(フジテレビ・オン・デマンド)の名作ドラマ,人気バラエティをまとめて見放題。
NHK作品・フジテレビ作品に見たいものが多ければ、
加入を検討してみるのもいいでしょう。
レンタル重視の人にはオススメ!最大のメリットはレンタル作品の豊富さ!
ビデオマーケットはレンタル専門の配信サービスなので、
U-NEXTやdTVなどのような、
「定額配信メインでレンタルもやってます!」というスタイルのところに比べると、
レンタル作品のラインナップがダンチガイ。
トータルコンテンツ数が20万本以上で見放題は25,000本程度、
無料が10,000本程度ということなので、
なんと16万本程度がレンタル作品ということになります。
文句なくトップクラスのレンタル作品数と言っていいでしょう。
《ビデオマーケット》のメリットは?
レンタルコンテンツの多さこそビデオマーケット最大のメリットですが、
それ以外にもいくつかのメリットがあります。
ポイント配布
会員には作品のレンあるに利用するポイントが、
毎月540ポイント(540円分)配布されます。
この540ポイント《プレミアムコース》の月額料金500円を上回る額なので、
レンタルを利用する人なら《プレミアムコース》の料金は実質的に無料ということになります。
月額500円の《プレミアムコース》も月額980円の《プレミアム&見放題コース》も、
配布ポイントは全く同じ540ポイントです。
見放題作品コンテンツも見所が少ないので、
《プレミアム&見放題コース》のメリットはありません。
《プレミアムコース》一択で間違いありません。
無料トライアル
動画配信サービスにはつきものの無料トライアルは、
ビデオマーケットでも利用できます。
ただし、
他の配信サービスとはシステムが異なっているので注意が必要です。
通常無料トライアルは30日間や14日間など期間が決まっていて、
契約した日からスタートしてその日数を無料で利用できます。
ところが、
ビデオマーケットは契約した月の月末までということになります。
その月の1日に契約しても月15日でも30日でもその月の最終日までなので、
早めに契約するほど無料期間を長く利用できます。
無料トライアルをできる限り長く利用したい人は、
月初めに申し込むことをおススメします。
TV視聴も可能
対応しているテレビやFireTV,FireTVFireTV stickなどのデバイスを使えば、
、テレビでも視聴もOKです。
配信スペックの高さ
画質 / 音質など動画の配信スペックも最高レベルなので、
大画面での視聴もにもピッタリです。
《ビデオマーケット》のデメリットは?
ビデオマーケットにはいくつかのデメリットもあるので、
それもチェックしておきましょう。
定額コンテンツが貧弱
まずは上でも説明したように定額作品に見所が少ないことです。
他の配信サービスで見れるような、
人気の海外ドラマ,映画,アニメなどはまず期待できません。
完全に有料レンタルに特化した動画配信サービスなので、
あくまでレンタル目的と割り切るべきでしょう。
ダウンロードができない
ほとんどの動画配信サービスが採用している、
ダウンロード機能がありません。
オフラインでの視聴は不可能なので、
自宅やネット環境の整っているところでしか利用することができません。
UI(ユーザーインターフェース)が不親切
サイトのユーザーインターフェースにかなりクセがあり、
あまり使い勝手が良くありません。
他の配信サービスと比較するといろいろと不親切な部分も多く、
お世辞にも親切な設計とは言えませんね。
Amazonビデオ / プライムビデオに近いイメージ?
いろいろと解説してきましたが、
ビデオマーケットのイメージを理解してもらえたでしょうか?
まだ雰囲気がつかめない人にスタイルが近い配信サービスと比較してもらうとすれば、
上で引き合いに出したU-NEXTやdTVよりも、
Amazonビデオ/プライムビデオがよりイメージに近いかもしれません。
アカウント登録だけで作品のレンタルや購入ができる
Amazonビデオ=《プレミアムコース》。
単体のサービスとしては「完全定額見放題」ですがAmazonビデオも併用できる、
プライムビデオ=《プレミアム&見放題コース》、
と考えるとわかりやすいでしょう。
レンタル派の人は加入する価値あり!
何度も説明してきたように、
ビデオマーケットのレンタル作品数は、
一般的な配信サービスを大きく上回っています。
①他の配信サービスに加入しているけれど、普段からレンタルすることが多い人
②いつもはレンタルショップを利用するのが面倒くさい人
③完全定額制の配信サービスを利用しているけれど、たまには最新映画も見たい人
これらの人は加入を検討する価値アリです!
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