これでいのか?【Amazon Music】! Amazon専用音楽配信アプリを検証!
- 2018.11.15
- 音楽配信
- Amazonプライム・ビデオ, 音楽配信

今回は、Amazonの音楽配信用リスニングアプリ『Amazon Music』について解説したいと思います。
Amazonの専用音楽配信アプリ【Amazon Music】
プライム会員特典の音楽配信サービス【Prime Music】、その有料上位バージョン【Amazon Music Unlimited】は、どちらも『Amazon Music』というアプリ使って利用することになります。
【Prime Music】についても少し前に解説したこともありますし、この『Amazon Music』について、個人的に色々と思うところもあるので、簡単にですが解説と感想を語っていきたいと思います。
『Amazon Music』で曲を探す
個人的に『Amazon Music』は作品を探すのには不便というか、あまり役に立たないような気さえしています。
もちろん、聴きたいアーティスト名やアルバム名がはっきりしていれば、それで検索してお目当ての作品を探すことは問題なくできます。
不都合な点というと、同名の別バンド/アーティストが区別されていなくて、一緒にまとめてリストアップされることくらいです。これはなんとかしてもらえるとありがたいですが、どこのデータベースでも同じようなものなので、仕方のないことなんでしょう。
問題は、CDショップ巡りをする時みたいに、「ザッと目を通して良さそうな作品を探したい」とくらいに考えている時で、そういうしシチュエーションではお世辞にも使い勝手が良いとは言えません。
最大の欠点は、「ロック>UKロック>70年代UKロック」みたいにジャンルを辿って該当するアーティスト一覧を表示できないこと。
そして、アルファベットごとにアーティスト一覧を表示することもできないということです。
そのおかげで、CDショップの棚を探すような感じで、気になる作品をピックアップすることができなわけですよ。
唯一の方法が、オススメ作品や『Amazon Music』追加してあるアーティストのページに表示される、「関連アーティスト」をたどって気になる作品を探すという方法です。
これはこれで、予期しなかった作品との出会いがあったりして楽しいんですが、機能としてはあまり便利とはいえませんね。
『Amazon Music』で曲を管理する
自分が追加した楽曲リスト「マイミュージック」の作品数が少ないうちは問題ないんですが、Amazonのジャンル分類がかなりザックリしているので、作品数が増えてくるとかなり面倒くさくなってしまいます。
というのも、『iTunes』のように自分でジャンル/カテゴリーを作って分類したりという、自分にわかりやすいようにカスタマイズしての楽曲管理が一切できないからです。
一応「プレイリスト」を利用すれば、ある程度は自分で作品を分類して、聴くときにわかりやすくすることは可能です。
でも、この「プレイリスト」は元々が自分で気に入りのミックステープを作るような機能でしかないので、「マイミュージック」に追加した作品自体を分類/整理できるものではありません。
もう一つ問題なのが、洋楽の場合だと同じアーティストでも、アーティスト名が英語で登録されている作品と日本語で登録してある作品が混在していることです。
自分でアーティスト名をカスタマイズすることができないので、これは地味に厄介です。
『Amazon Music』で曲を聴く
そんなかんじで作品管理が不便なので、聴きたい作品がはっきり決まっていれば問題ないんですが、なんとなく「何か聴こうというかな」と思った時などは、作品選びに無駄に時間がかかってしまいがちです。
結局ジャケットのサムネを見ていって、適当に気分で決めることが多くなっていますね。
単純に音楽を流すだけなら特に問題はないんですが、曲数が多ければ多いほど選曲が面倒になってしまいます。
『Amazon Music』が悪いわけじゃない?
今回は、デメリットばかり書きつらねることにになってしまいました。
でも記事中でも触れましたが、「マイミュージック」の作品数が多すぎなければそんなに困ることはないんです。
わたしのように聴き放題だからといって、勢いでポンポン追加していったおかげで、こんなに手こずるハメになっただけとも考えられます。
最初から計画的にプレイリストを作っていれば、もっと選曲しやすくなっていたのかもしれません。
「無計画に追加していくと後で大変」という反省くらいの意味でとらえてくださいね。
CDショップのバーゲンなんかでいちどに何十枚も買い漁っていたような、音盤マニアの人は要注意ですよ!
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