今回は、
動画配信サービスNetflixについて、
実際に利用したからこそわかる解説をお送りしたいと思います。
ひと味違う動画配信サービスを求める人にこそ《Netflix》
Netflixはアメリカのカリフォルニアを本拠地にして、
世界190ヵ国で展開している動画配信サービス。
日本での配信は2015年〜と、
大手の動画配信サービスとしては比較的新しい存在となります。
まずは基本的なスペックから確認してみましょう。
《Netflix》の基本スペック
月額料金(税抜) | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
800円 | 1,200円 | 1,800円 | |
無料トライアル | 1ヶ月 | ||
配信システム | 完全定額制 | ||
配信コンテンツ | オールジャンル〔映画・ドラマ・アニメ・バラエティ・ドキュメンタリー・etc〕 | ||
同時視聴 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
1 | 2 | 4 | |
ダウンロード | 可 | ||
最高画質 | SD | HD | UHD 4K (超高画質) |
備考 | 2018年9月料金改定 |
《Netflix》の特徴|どんな配信サービス?
《Netflix》の特徴とメリット
① 完全定額配信で一切課金なし
② 複数の料金プラン
③ オリジナルコンテンツが豊富
④ 海外作品が豊富
⑤ 中級者〜上級者向け
Netflixの主な特徴はこんな感じです。
それぞれの特徴について個別に見ていきましょう。
① 完全定額配信で一切課金なし
Netflixは、
規定の料金で全ての配信コンテンツが無課金の見放題の、
「完全定額配信」の動画配信サービスです。
日本の動画配信サービスは「定額配信」と「有料配信」の二本立てが多く、
新作映画などの売れスジ作品中心に課金が必要な作品が少なくないですが、
Netflixは月々の料金以外は1円たりとも追加料金は発生しません。
② 複数の料金プラン
Netflixは配信スペックによって3種類の料金プランが用意されているので、
視聴環境によって無駄なく最適な料金プランを選べます。
プランによって異なるのは次の2点。
配信動画の画質
画像解像度の高さの違いによって3段階の画質が用意されていますが、
プランによって選択できる最高画質が異なります。
・ベーシック:スマホ〜ノートPCや小さめのモニターならこれで十分
・スタンダード:大きめのPCモニターや大きめのテレビなど
・プレミアム:ホームシアター級のテレビやプロジェクター
あくまで目安ですが、こんなかんじです。
同時視聴が可能な端末数
同時視聴機能とは、
ひとつの契約だけで2人以上が利用できるように、
同時にいくつもの端末からログインして動画を視聴できるシステム。
・ベーシック:同時視聴不可 / 1台まで
・スタンダード:最大2台まで
・プレミアム:最大4台まで
このように最大4台までの3つのプランが用意されているので、
1人で利用するのか?何人かでシェアするのか?によって、
必要に応じて最適なプランを選ぶことができます。
同時視聴の場合はサブアカウントを作れるので、
履歴やブックマークなどプライバシーも守られます。
③ オリジナルコンテンツが豊富
Netflixは、
自社制作作品や独占配信作品など、
独自のオリジナルコンテンツの豊富さには定評があります。
作品の数だけでなく、
作品のクオリティでも民放やケーブル局の放映作品に負けていません。
海外作品だけでなく国産作品も増えて、
オリジナル作品のラインナップは他の追随を許しません。
オリジナル作品は他の動画配信サービスだけでなく、
DVDなど映像ソフトもリリースされないことが多く、
まさにその配信サービスに加入しないと見ることができないので重要なコンテンツといえます。
④ 海外作品が豊富
世界的に展開する外資系のサービスのNetflixは、
世界展開のために膨大な海外コンテンツを持っていますから、
海外作品の豊富さは動画配信サービスの中でもトップクラス。
USAのみならず、
アメリカ大陸全域、ヨーロッパ各地からアジア全域、オセアニアまで、
世界各地で制作されたワールドワイドな作品を見ることができます。
逆に国産コンテンツは、
他の配信サービスと比較すると数はかなり少ないので、
日本のメジャーなドラマやアニメを期待する人には物足りないかもしれません。
⑤ 中級者〜上級者向け
Netflixは、
あえてビギナーやリテラシーの低い層は相手にせず、
“わかっている”中級者〜上級者をメインターゲットにしたサービスと言っていいでしょう。
民放地上波で放映されている国産ドラマやアニメ,メジャーな邦画など、
日本の一般リスナーにアピールできるコマーシャルな作品はあえて無視。
ちょっとマニアックで通好みな作品を中心にラインナップしています。
これはおそらく、
他の配信サービスとの差別化を図るためあえてやっていることで、
だからこその「分かる人に分ければいい」,「世界を視野に入れた」コンテンツ戦略なのでしょう。
映画もドラマもアニメも平均以上に見てきて、
ある程度高いリテラシーを持ち、
さらにグローバルな視野で物事を見ることができるリスナーでないと、
楽しむのは難しいかもしれません。
本来こういった動画配信サービスは、
民放地上波に飽き足らないリスナーをターゲットにしていたので、
配信サービスキャリアの長いベテランリスナーに支持されているのも理解できます。
⑥ 吹き替えが充実
動画配信サービスでは、
コスト削減のためもあって海外作品は字幕のみのものも多いですが、
Netflixはほとんどの作品で吹き替えが用意されています。
海外作品を“ながら見”したいひとには、もってこいです。
《Netflix》のその他のシステム紹介
ダウンロード
Netflixは、
作品をダウンロードしてオフラインで視聴することができます。
ダウンロード後の保管期間:7日間
視聴可能時間:48時間
同時ダウンロード作品数:100本
ダウンロード画質:スタンダード/高画質
テレビ視聴
Netflixはテレビでの視聴も可能ですが、
テレビが動画配信サービスの視聴に対応していなくて、
デバイスとなるゲーム機やブルーレイ・プレイヤーも無い場合は、
Chromecast,Apple TVなど別途デバイスを用意する必要があります。
《Netflix》のデメリットは?
Netflixの特徴をメリット紹介も交えながら解説してきましたが、
デメリットについても説明しておきましょう。
❶ 万人向きではない
上で解説したように、
Netflixはあえてメインターゲットを一般層からズラしているので、
誰にでも安心してオススメできる配信サービスとは言えません。
❷ 作品数が少ない
スタート時と比べればかなり作品が増えたとはいえ、
トータルの作品数だけで比較すると動画配信サービスの中ではランキング最下位争いの常連です。
ただし冗談のようなハズレ作品や作品数水増しのための動画は少ないので、
実際のボリューム感や見応えは作品数からイメージする以上のものがあります。
❸ 配信ペースが遅い
毎月それなりの数の作品が追加される他の動画配信サービスと比較すると、
新作が追加配信されるペースは遅いので、
興味のある作品を全て見尽くしてしまった人は見るものがありません。
そんな時は一度解約して、
しばらくの間は他の動画配信サービに乗り換えてを動画を楽しむのがオススメ!
❹ 倍速視聴ができない
話や結末を確認しておきたいので一応目を通したいけれど、
ジックリと見るほどの作品じゃない。
なんて時に便利なのが倍速視聴ですが、
Netflix残念ながら倍速視聴には対応していません。
❺ 軽量画質での視聴ができない
NetflixはSD画質より軽量な画質を選ぶことができないので、
通信量を節約したいリスナーにはオススメできません。
《Netflix》は揺らがない!
これまでの解説で理解していただけたと思いますが、
Netflixは動画配信サービスの中でも独自のポジションを確立した存在です。
ただし、
人を選ぶ配信サービスだということは否定できないので、
まずは無料トライアルで体験してみましょう。
Netflixのマニアックさについていけない人や、国内作品を含めてもっといろいろなジャンルが欲しいという人にはHulu、もっと安い料金で利用したい人にはAmazonプライムビデオがオススメです。
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