【動画配信サービス比較】《U-NEXT(ユーネクスト)》Vs.《dTV(ディー・ティー・ヴィ)》加入するならどっち?|レンタルOKの老舗国産サービス対決!

納得できる動画配信サービスをオススメする女性 動画配信サービスを比較

今回は、動画配信サービスU-NEXT(ユーネクスト)dTV(ディー・ティー・ヴィ)を比較して、メリット/デメリット・オススメなどを解説します。

共通点は多いけれど実際は全く異なる! ハイスペックVs.リーズナブルの戦い!

有線放送でおなじみのUSEN-NEXT GROUP系列のU-NEXTと、国内最大キャリアのNTTdocomo系列のdTV

それぞれ国内シェア3位と1位の人気動画配信サービスですが、この2つは共に国産配信サービスのスタンダードとも言える存在だけに、何かと共通点も多いんです。

《U-NEXT》と《dTV》の共通点

● どちらも歴史の長い純国産の配信サービス
● どちらもコンテンツは見放題+レンタル
● どちらも特定のTV局の傘下ではない
● どちらもランキン上位の人気配信サービス

と、これだけ共通点がある2つの配信サービスですが、大きく異なる部分もあります。
そのあたりをチェックしてみましょう。

スペック比較| 《U-NEXT》Vs.《dTV》

U-NEXTdTV
月額料金(税抜)1,990円500円
無料トライアル31日間31日間
配信スタイル定額配信+有料レンタル定額配信+有料レンタル
配信コンテンツオールジャンル
〔映画・ドラマ・アニメ・バラエティ・ドキュメンタリーetc〕
オールジャンル
〔映画・ドラマ・アニメ・バラエティ・ドキュメンタリー・フィットネス・舞台 etc〕
有料コンテンツ料金目安映画 324~540円
ドラマ 162~324円/1話
アニメ 108~216円/1話
映画 200~500円/1作
ドラマ 150~円/1話
同時視聴可・最大4台不可
ダウンロード
最高画質フルHD(1,080p)HD
音質ドルビーオーディオ対応
付帯サービス/提携サービス電子書籍サービス、一部無料
【NHKオンデマンド】有料
SMART USEN(ネット版有線放送)

料金|料金の安さはダントツで《dTV》!

月額1,990円(税抜)でオンデマンド中心の動画配信サービスでは最高値のU-NEXTに対してdTVは最安に近い月額500円(税抜)。

お得感のあるリーズナブルという点ではdTVの圧勝ですが、配信スペックの高さやコンテンツの質、サービスの豊富さを考慮すればU-NEXTコスパでは負けていません。

配信スタイル|どちらも定額+レンタル

U-NEXTdTVもコンテンツは見放題の『定額配信』作品と、1作品ごとに課金が必要な『レンタル』作品の2本立てで配信しています。

見放題/定額配信の充実度も水準以上ですし、レンタルで見放題にない最新作を見ることもできます

作品数|《U-NEXT》160,000本(以上) Vs.《dTV》120,000本(以上)

公表の作品数はU-NEXTは総コンテンツ数が160,000本以上、ただし見放題作品は140,000本以上で残りはレンタル作品。

対してdTV公表数120,000本の全てが見放題で、それ+(プラス)レンタルということになります。

ただし、dTVはPV,カラオケ,アマチュア制作のショートフィルムなど、人によっては水増しに感じる動画も多く、映画やドラマだけなら充実度は質量共にU-NEXTが上です。

同時視聴|《dTV》は不可、4台までOKの《U-NEXT》圧勝!

複数の端末で同時に動画を見ることができる「同時視聴機能」、U-NEXT最大4台まで対応とトップクラスのスペックなのでファミリーや仲間とシェアすることも可能。

dTVはデバイスの登録だけは5台までOKですが、同時視聴はできません。

倍速再生|どちらも倍速再生が可能なレア配信サービス!

倍速再生可能な動画配信サービスは限られますが、U-NEXTdTVはどちらも倍速での視聴が可能な貴重な存在です。

U-NEXTは0.6倍,1.4倍,1.8倍での再生が可能、低速再生もOKです。
dTVは1.5倍,2.0倍のみ、低速での再生はできません。

ダウンロード|ダウンロードのスペックは全く同じ!

どちらも動画をダウンロードしてのオフラインで視聴することができます。

ダウンロードした動画の保管期間は
U-NEXT:48時間 / dTV:48時間
保管しておける作品数は
U-NEXT:無制限 / dTV:無制限
と全く同じスペックです。

TV視聴|どちらもテレビ視聴OK

テレビで視聴はどちらも可能ですが、テレビが動画配信サービス対応でなければ、「Fire TV Stick」など別売りのデバイスが必要になります。

dTVU-NEXTと比較すると対応デバイスの種類がが限られます。

手軽で低コストテレビ視聴方法は、端末とテレビをHDMIケーブルで直結して、モニターとして視聴する方法です。

画質 / 音質|業界最高スペック《U-NEXT》の圧勝

画質は最高4Kで標準でもフルHD(1,080p)対応で、音質はドルビーオーディオ対応のU-NEXTは、配信スペックでは動画配信サービスの中でもダントツトップ。

ホームシアターレベルの大画面&音響でも十分楽しめます。

dTVも一応は最高は4Kですが、対応作品はかなり限られています。
基本はHD画質対応なので通常の視聴では問題ありませんが、SDのみの作品も少なくないのがネックなので注意が必要です。

動画クオリティ重視の人なら迷わずU-NEXTですね。

支払い|方法の多彩さなら《U-NEXT》の圧勝!

U-NEXTクレジットカード,キャリア決済という主要な決済方法だけでなく、国産配信サービスとしては珍しくプリペイドカードもあるので、クレジットカードが無い人や、主要キャリアユーザーじゃない人でも安心!

dTVクレジットカードdocomoキャリア決済のみなので、かなり限定されてしまいます。

付帯サービス・オプション|フリー専門チャンネル Vs.オプション割引!

U-NEXTには付帯サービスとしては
○ 70誌以上の雑誌最新号が読み放題
○ 動画レンタル / 子書籍購入に使えるポイントを毎月1,200円分配布

さらに有料オプションとして
○ 電子書籍・コミック・雑誌の購入…実費
○ ネットで有線放送が楽しめる音楽配信サービスの『SMART USEN』…月額490円

と、盛りだくさんな内容。

一方、dTVにはdTVチャンネルDAZNなどの系列サービスと同時加入することで、料金が割引になるサービスがあります。

コンテンツ比較| 《U-NEXT》Vs.《dTV》

コンテンツジャンル|主要ジャンル充実の《U-NEXT》 Vs. 種類が豊富な《dTV》

映画・ドラマ・アニメ・ドキュメンタリーといった主要ジャンルはどちらも水準以上のラインナップですが、さすがに料金がセレブ価格なだけあってクオリティとボリューム感では全体的にU-NEXTが上回っています。

dTVは良くも悪くもジャンルが幅広いので、「浅く広く」な状態のためどのジャンルもやや薄い印象です

海外ドラマ

【U-NEXT】★★★
【dTV】       ★★

日本の動画配信サービスは海外ドラマが弱い傾向がありますが、U-NEXTdTVも残念ながら例外ではなく、海外系の配信サービスと比べてしまうと大きく見劣りして全く比べものになりません。

ただし、どちらも国産サービスとしては水準以上でそれなりに見所もあり、特にU-NEXTは外資系を除けば質 / 量ともにトップクラスのラインナップです。

国内ドラマ

【U-NEXT】★★★★★
【dTV】       ★★★★

国内ドラマはU-NEXTdTVも、動画配信サービスとしては水準以上のボリューム。

両方とも特定のTV局の傘下ではないので、いろいろな局の作品をそろえられるのは強みです。

オリジナル作品はどちらも制作して配信していますが、キャッチーなタイトルが目立つのはdTVの方かもしれません。

洋画

【U-NEXT】★★★★★
【dTV】       ★★★

どちらも新作や話題作はほぼレンタル枠で、見放題の配信はあまり期待できません。

U-NEXTはそれでも旧作も含めれば、動画配信サービスではトップの充実度。

過去の話題作やクラシックな名画から、シネフィル/マニア向きの作品まで豊富なラインナップなので、映画好きなら見逃せないはず!

dTVは料金を考えればかなり健闘してはいますが、さすがにU-NEXTと比較してしまうと大きく見劣りします。

邦画

【U-NEXT】★★★★★
【dTV】       ★★★

邦画も洋画と同様でU-NEXTが大きくリード。
旧作から新し目の作品までdTVもそれなりのラインナップですが、U-NEXTは全ての面でそれを上回っていると言っていいでしょう。

特にクラシックな名作映画の充実ぶりは特筆モノです。

アニメ/特撮

【U-NEXT】★★★★★
【dTV】       ★★★

アニメは超人気コンテンツだけあってどの配信サービスも力を入れています。
U-NEXTはマニア向けの深夜アニメから隠れた過去の名作まで、新旧の取りそろえてもりだくさん。

dTVもそれなりのボリュームではありますが、比較するとやはり一枚も二枚も落ちる感じは拭えません。

アニメが目的であればであれば、むしろ同じdocomo系列のアニメ専門配信サービスdアニメストアに加入するべきでしょう。

仮面ライダーシリーズや戦隊シリーズなどのヒーロー特撮についてはdTVが上回ります。

バラエティ/ドキュメンタリー

【U-NEXT】★★★★
【dTV】       ★★

U-NEXTは、バラエティ作品については、TVで放映した作品よりもオリジナル作品が中心です。

ドキュメンタリーでも定番作品だけでなく、NHK特番や他では配信されていない海外のドキュメンタリー、セクシーアイドルのグラビアムービーなど、こだわりの作品がそろっているのが魅力。

一方、dTVは、バラエティやドキュメンタリー作品のボリュームについてはかなり見劣りしますが、「8時だョ!全員集合」が大量に配信されているのはファンには嬉しいところ。

その他

【U-NEXT】★★★★★
【dTV】       ★★★

上で紹介した以外の重要動画コンテンツとしては、

《U-NEXT》
ムフフ♥系コンテンツも見放題

《dTV》
○ J-popやK-popの音楽PVやカラオケビデオ
○ J-popのライブ映像や演劇/2.5次元のステージ映像
○ アマチュア制作のショートムービー
○ フィットネスビデオ
○ 最近のニュース動画
○ 漫画の取り込み画像にセリフを加えた

ジャンルの豊富さやボリューム感ではdTVが圧倒していますが、それは逆に言えばドラマや映画のラインナップが大幅に少なくなってしまうということ。

さらに、オリジナルジャンルもユーザーを選びすぎるものが多い上に、クオリティが微妙な動画も目立ちます。

U-NEXTはさらにR18の「ムフフ♥系」というキラーコンテンツも見放題も強力です。多少料金が高くても見逃せ無いリスナーは多いハズ。

キッズ用アカウントを作れるので、子供や他人が見れないようにすることもできて安心です。

メリット / デメリットからみるオススメはどっち?

U-NEXTdTVの特徴やメリット・デメリットについて、イメージがつかめたでしょうか?

それぞれの特徴から、どちらのサービスがどんなユーザーにオススメできるのかまとめました。

《U-NEXT》はこんな人にオススメ!

○ 映画作品重視で選びたい
○ 他の配信サービスでは見れない作品を見たい
○ 話題の最新作が見たい
○ 高画質・高音質で楽しみたい
○ 家族や仲間でシェアして利用したい
○ アダルト・セクシー系の作品が見たい

料金的には最高値のU-NEXTですが、この記事で説明したようにコンテンツの豊富さや配信スペックの高さから、レンタルポイントの配布や雑誌読み放題・アダルトコンテンツといった付帯サービスの充実度まで、ほぼ全てにおいてトップクラス。
それを考えれば満足度はかなり高く、コスパ的にも優れていることは間違いありません。

⬇︎【U-NEXT】サイトにアクセスしてさらに詳しい情報をチェック!

《dTV》はこんな人にオススメ!

○ とにかく安い配信サービスがいい
○ それなりに作品数も多いほうがいい
○ docomo系配信サービスをリーズナブルに使いたい。

dTVは数字だけを見れば見放題作品数はかなりのものですが、映画・ドラマなど主要ジャンルに限って見ると、想像以上に見所が少ないのは否定できないところ。

それでも、“月額500円”と最安に近い低料金はかなりの魅力。
コストパフォーマンスという点でもかなり優れているので、「お金はあまり出したくないけどそれなりに楽しみたい」人にはもってこいです。

また、DAZN(スポーツ専門),dアニメストア(アニメ専門),dTVチャンネル(ネットテレビパッケージ)など、他のdocomo系配信サービスと合わせて加入することで料金がお得になるというメリットもあります。

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まとめ|《U-NEXT》Vs.《Netflix》の結論は?

ハッキリ言ってしまうと、U-NEXTdTVの上位互換、dTVU-NEXTの下位互換といったところ。

とは言っても、料金差が4倍近いわけですからそれは当然のこと。
どちらも人気配信サービスだけあって料金あたりのコストパフォーマンスで見ればかなり優れています。

料金は高くても作品の質や画質・音質・機能を重視するなら間違いなくU-NEXT
とにかく安い料金で動画を楽しみたい人や、あまりこだわりは無いのでとりあえずどこかに加入しておきたい人ならdTV言ったところ。

もちろん、どちらにも気になる作品があるなら両方加入するのもアリです!